J3加入へ新会社 下地代表「手応えある」


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 2013年度第1回FC琉球支援連絡協議会が16日、県庁で行われ、FC琉球が2014年からJ2の下部に新設される「J3」参加に向け、新会社を設立したと発表した。

 琉球はこれまで、2度にわたりJリーグに参入するために必要な「準加盟申請」を出していた。しかし、赤字経営だったことやスタジアムの規模、株主が運営母体の沖縄ドリームファクトリー・榊原信行代表取締役会長の1人だったことなどを理由に、準加盟に至らなかった。
 先月、3度目の準加盟申請を行ったが、これらの問題の解決法として、琉球は「琉球フットボールクラブ株式会社」を新設。下地良代表取締役と篠田莊太郎取締役副社長に加え、県内企業2社を株主として内定させた。
 今後は県協会などからも役員を入れる方向で、体制を整えている。下地代表取締役は「今回は手応えがあると認識している。沖縄にJリーグのチームをつくることで、県民に夢を与えたい」とコメントした。
 協議会では、8月4日に行われる「全島サッカー1万人祭り2013」についても話し合われ、昨年の無料から、有料になったことしはどのように集客していくかなど、意見交換が行われた。