今帰仁・天底小 心一つ 三線合奏へ


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125周年事業の幕開けに向けて三線の練習を重ねる子どもたち=今帰仁村の天底小学校

 【今帰仁】今年11月24日に創立125周年記念式典を予定している今帰仁村立天底小学校(座間味靖校長)で、式典の幕開けに総勢125人で三線の演奏を披露しようと、PTAや地元有志が協力し、児童らが本番に向けて三線の練習に励んでいる。

 取り組みは125周年記念事業期成会の総務部副部長で、同校PTAの仲村美奈子会長が企画。5月8日から週1回(毎週水曜日の3~5時)、多目的教室で練習が行われている。
 三線の曲目は「安波節」「渡りぞう」「秋の踊り」の3曲を予定。天底区長の田港朝弘さん(58)、湧川区長の嘉陽崇さん(35)の2人がボランティアで指導する。現在、25~30人の児童が参加しているが、目標の125人にはまだ達していないため、式典当日に向けて卒業生や保護者、地域住民の参加者を募っている。
 企画した仲村さんは「式典に参加するたくさんの卒業生や保護者、地域の方などの協力を得て、皆で思いを一つにしたい」と、事業の成功を願った。
 問い合わせは天底小学校(電話)0980(56)2405。
(新城孝博通信員)