投票率アップにはえるんバッジ 親子連れに配布


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選挙当日300組に配布する「はえるんバッジ」をPRし、投票を呼び掛ける桃原善助委員長(右)と玻座真貞子会長=17日、南風原町役場

 【南風原】21日投開票の第23回参議院選挙の投票率向上を目指し、南風原町選挙管理委員会(桃原善助委員長)と同町明るい選挙推進協議会(玻座真貞子会長)は、選挙当日に町内3カ所の投票所で投票する各先着100組の親子連れに、町のマスコットキャラクター「はえるん」イラスト入りの缶バッジを配布する。

 若年層を中心とした選挙啓発活動の取り組み。桃原委員長、玻座真会長は「暮らし、政治をよくするための大事な1票。県民の生の声を国政に生かすため投票してほしい」と呼び掛けた。
 同町の前回(2010年)の参院選の投票率は53・49%、12年6月の県議会議員選挙は42・89%、同12月の衆院選は57・11%と低調なため、「投票率60%以上を目指したい」(桃原委員長)と「はえるん」を活用した取り組みを企画した。
 同協議会は17日、町内2カ所の大型スーパーで投票を呼び掛けるティッシュを配り、啓発活動を展開した。
 同町の17日現在の名簿登録者数は2万7041人。同日までの期日前投票は1909人となっている。