県議会、抗議決議へ ヘリ宜野座墜落


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県議会の米軍基地関係特別委員会(新垣清涼委員長)は7日、会合を開き、米軍ヘリ宜野座墜落事故への抗議決議、意見書両案を本会議に提出することを全会一致で決めた。

 12日にも開かれる臨時本会議で全会一致で可決する見通し。
 両案では、(1)事故原因の究明と公表(2)原因究明と安全対策などが講じられるまで、事故機と同型のHH60ヘリの飛行中止と全米軍機の安全点検(3)事故周辺地域の影響調査と結果公表│を求めている。
 委員会で県の又吉進知事公室長は「環境調査など必要に応じて(事故が起きたキャンプ・ハンセン)基地内への立ち入り要請を検討していきたい」と述べた。