目指せスーザン・ボイル 「X FACTOR」国内初、県内で審査


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
演奏を披露する参加者=14日、北谷町の美浜メディアステーション

 【北谷】世界中で音楽スターを輩出してきたサイモン・コーウェル氏が制作するオーディション番組「XFACTOR OKINAWA」(エックスファクター・オキナワ)の1次審査STAGE(ステージ)1が14日、北谷町の美浜メディアステーションで開かれた。同番組のオーディションが開催されるのは国内初。大勢の応募者が、多彩なダンスや演奏を披露した。

 同番組からは2010年の紅白歌合戦に出場した歌手のスーザン・ボイルさんや、イギリス出身バンドグループのワン・ダイレクションらもデビューを飾っている。沖縄は著名なアーティストや芸能人を多く輩出していることから、オーディションの沖縄開催が実現した。参加部門はダンスと音楽の二つ。五つの審査を経て、14年の3月に優勝者が決定する。優勝者には賞金3万ドル(約300万円)が贈られる。参加者は約2分間で多彩なパフォーマンスを披露し、審査員にアピールしていた。北中城村から参加した前田大介さん(32)は「緊張したが楽しんで歌うことができた。結果が出るのが楽しみ」と話した。
 15日も那覇市のぶんかテンブス館と石垣市の健康福祉センターでオーディションが開催される。受け付けは午後1時から。