32年ぶり演奏へ 27日「響の会」


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 「スイマチの天に響(とよ)むコンサート」が27日午後6時30分、那覇市の首里城公園首里杜館(スイムイカン)芝生広場である。作曲家・普久原恒勇が1981年に発表し、今年7月にCD化した詩曲「響(とよむ)」を「響の会」が演奏する。入場無料。

 10日に沖縄市の普久原音楽事務所で合同練習があった=写真。出演者は三絃、箏、胡弓、笛など琉球の楽器を駆使し、天地開闢(びゃく)をテーマにしたスケール感ある同曲を演奏。仕上がりを確認した。
 普久原は「32年ぶりの演奏で、若い人も参加してくれた。世代を超えて引き継がれていくことに感謝している。大人数で、野外でもあり心配もあるが、ぜひ成功させてほしい」と語った。