台風26号 大東島地方の暴風警報解除


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 大型で強い台風26号は15日午前9時現在、南大東島の東北東270キロの海上を時速20キロで北へ進んでいる。大東島地方に発令されていた暴風警報は午前10時17分解除されたが、強風域は夜まで続く見通し。沖縄本島地方も昼過ぎまでは強風域となる見込み。沖縄気象台は引き続き強風や高波への注意を呼び掛けている。

 台風の中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風、北東側750キロ以内と南西側600キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。台風は今後進路を北東に変え、16日にかけて関東地方に接近する見通し。
 台風の影響で琉球エアコミューター(RAC)は15日午前、南大東空港を発着する2便の欠航を決めた。午後以降の運航については天候を見て判断する。船の便は15日、沖縄本島と周辺の離島を結ぶ58便、宮古島を発着する2便、石垣島を発着する22便の計82便が欠航する。
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