PTA九州大会、沖縄で 26、27日に10市町村


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各地域のPTA役員が大会当日の流れ、役割を確認する九州PTA大会の実行委員会=11日、那覇市曙の県PTA会館

 第58回九州ブロックPTA研究大会おきなわ大会(主催・九州ブロックPTA協議会、県PTA連合会)が26、27の両日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを主会場に県内11会場で開かれる。

大会には九州各県からPTA関係者7千人以上が集まる予定。大会を控えた11日、那覇市の県PTA会館で実行委員会が開かれ、宮古、八重山を含む県内各地からPTA役員約70人が集まり、大会成功に向けて話し合った。
 実行委員会では当日の流れや役割分担などを確認した。県PTA連合会の伊敷猛会長は「九州から会員を迎えて、たくさんの笑顔が浮かぶようだ。皆さんとともに成功に導き、感動したい」と呼び掛けた。
 大会は26日に10会場に分かれての分科会、27日にコンベンションセンターで全体会を開く。分科会では名護、うるま、沖縄、読谷、嘉手納、宜野湾、浦添、那覇、南風原、豊見城の10市町村でテーマごとに討議する。テーマは組織運営、家庭教育、広報、教育問題など多岐にわたる。
 浦添市では「健康安全」がテーマの分科会をてだこホールで開催する。浦添市PTA連合会の親盛徳三会長は「子や親だけの問題でなく、社会の健康、安全などさまざまな視点がある。深い提言を参加者に持ち帰ってほしい」と述べた。
 全体会では息子に聴覚障がいがある歌手SPEEDのボーカル、今井絵理子さんの記念講演「親子の絆~子育てから学んだこと~」や現代版組踊「肝高の阿麻和利」などがある。
 県PTA連合会の古堅宗男事務局長は「7千人余の親が一堂に会するので、ぜひ実のある大会にしたい」と意気込んだ。