うるま祭り闘牛、雲竜優毅号が初優勝 強力な腹取り攻撃


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シーの一番 雲竜優毅号(右)が朝戸大砲を掛け技で押し込む場面=19日、うるま市石川多目的ドーム

 【うるま】第8回うるま祭り闘牛大会(主催・うるま祭り実行委員会、共催・うるま市闘牛組合連合会、琉球新報社)が19日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。闘牛ファンの間で根強い人気を誇るうるま祭り闘牛を観戦しようと大勢の観客が詰め掛けにぎわった。

注目のシーの一番は、新鋭牛の雲竜優毅号が徳之島産の大物牛朝戸大砲を破って、初優勝を飾った。
 序盤は、朝戸大砲の強烈な掛け技が決まり優位に試合を進めた。しかし、対戦時間が5分間を過ぎたあたりから雲竜優毅号が盛り返し、最後は強力な腹取り攻撃で勝利を収めた。今大会の好取組として評判を集めたシーの三番は、最長タイムとなる28分30秒で冠般若が泰貴笑軍を下し、特別賞を受賞した。
 初出場牛のなかでは、雲竜優毅号、金太郎、一颯白タビ、琉神魂和号、荒吹ウルフの5頭が白星を挙げた。
【優勝】雲竜優毅号
【殊勲賞】隆羽白鵬
【特別賞】冠般若
【敢闘賞】祐太小力
【技能賞】荒吹ウルフ