新規高卒求人1228人 前年同月比61・6%増 9月、沖縄労働局調べ


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 沖縄労働局は29日、2014年3月の新規高校卒業者の求人数について、県内求人数が9月末時点で1228人となり、前年同月比61・6%増と大幅に増えたと発表した。産業別の内訳は宿泊・飲食サービス業241人、卸売・小売業151人、情報通信業148人、建設業126人などとなっている。

 就職希望者数は2411人で、前年同月比4・7%増えた。希望者の内訳は県内が1694人で11・5%増、県外は717人で8・5%減となり、県内希望者が増えている。
 就職内定者数は前年同月比で3・3%減の204人で、県内が226・7%増の49人、県外は20・9%減の155人となった。就職内定率は8・5%で、前年同月と比べ0・7ポイント減った。同局は「県内全体の求人が伸びていることが新規高卒者への求人増加へつながっている」との見方を示している。
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