玉城さん「がらまん大賞」 3児童に部門大賞


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
(左から)がらまん大賞に輝いた玉城理絵さんと、部門別大賞に輝いた仲間関羽君、高江洲馬琉君、島袋颯聖君=28日、宜野座村文化センターがらまんホール

 【宜野座】絵画やイラストなどの創作活動を通して児童生徒の個性や才能を伸ばす、宜野座村の第16回がらまん大賞の表彰式が28日、宜野座村文化センターがらまんホールであった。

応募総数506点の中から最も評価の高い作品に与えられるがらまん大賞に宜野座高校3年の玉城理絵さん(18)が輝いた。がらまん大賞の授与は11年ぶり。
 第16回は、絵画部門307点、イラスト部門24点、造形部門175点の合計506点の応募があった。まんが部門の応募はなかった。入選以上は200人。
 部門別大賞は、絵画の部は宜野座小4年の高江洲馬琉(まる)君(10)、イラストの部は松田小2年の島袋颯聖(はやせ)君(8)、造形の部は宜野座小3年の仲間関羽君(9)。
 受賞者を代表してあいさつした玉城さんは「いつも私の絵を見て笑顔になる人を想像して描いている。絵は人を幸せにできると信じているのでこれからも描き続け、うまくなることに挑戦していきたい」と力強く語った。
 審査員で県芸大非常勤講師の具志堅宏清氏は、受賞作品を細かく講評し、創造性あふれる作品を応募してきた小さな芸術家たちを激励した。
 受賞作品は村内の小中学校や役場などで展示される。