音楽通して「世界旅行」 南星中、合唱団招き鑑賞


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重厚な歌声を披露する沖縄男声合唱団=10月25日、南風原町立南星中学校体育館

 【南風原】南風原町立南星中学校(嵩原克之校長)の芸術鑑賞教室が10月25日、同校体育館で開かれた。県内外で演奏活動を行う沖縄男声合唱団(宮城稔団長)が日本や沖縄の歌、世界各国の歌を披露。全校生徒が迫力あふれる歌声とともに音楽の“世界旅行”を楽しんだ。

 芸術教室は2部に分かれ、1部は日本・沖縄の歌、2部はアカペラも披露した。
 同合唱団員でもある嵩原校長が曲について解説する場面もあったほか、「おお、シャンゼリゼ」では独唱も披露し、生徒たちから拍手が送られた。アンコールでは、東日本大震災の被災地の復興を願い宮城県の「サイタラ節」を重厚な歌声で響かせた。フィナーレは全校生徒と同合唱団が一緒に校歌を斉唱した。
 金城有南さん(2年)は「歌声や歌う姿勢からたくさんのことを学び、貴重な時間だった。11月の合唱コンクールに生かしたい」と感想を話した。