県産食肉消費を 県内各地でPR活動


社会
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「うちなーいい肉の日」キャンペーンのオープニングセレモニーであいさつする県産食肉等消費拡大推進協議会の砂川博紀会長=1日、那覇市の県庁前県民広場

 県産食肉等消費拡大推進協議会(会長・砂川博紀JAおきなわ理事長)は1日、県産食肉の消費拡大を図ろうと、「うちなーいい肉の日」キャンペーンのオープニングセレモニーを那覇市の県庁前県民広場で開いた。11月29日の「いい肉の日」をメーンに1カ月間、県内各地でPR活動を実施する。

 セレモニーでは県養豚振興協議会の我那覇明会長が「安心・安全な県産肉や卵で皆さんの食卓がにぎわってほしい」と述べ、キャンペーンのスタートを宣言した。終了後は、県産豚で作った煮物200食の試食と県産卵200パックの無料配布があり、多くの県民が詰め掛けた。
 9日は糸満市の南部家畜セリ市場で「まーさん フェスティバル」、29日には同市のJAファーマーズマーケット「うまんちゅ市場」で「うちなーいい肉の日」イベントを開催する。試食販売のほか、卵の配布もある。
 砂川会長は2011年の県内農業産出額のうち約46%が畜産業だったことを挙げ、「県にとって県産食肉への期待感は強い。キャンペーンでは消費者に楽しんでいただきたい」とイベントへの参加を呼び掛けた。