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日本フットボールリーグ(JFL)第31節は各地で8試合が行われた。FC琉球は沖縄市陸上競技場でY.S.C.C.と対戦、0―3で敗れた。速い展開から積極的に攻める相手に前半16分で先制されたFC琉球は、後半14分にPKで追加点を奪われ、さらに同22分にも3点目を失った。
2試合連続の黒星で通算成績11勝11敗9引き分けとした琉球は順位を一つ落とし10位となった。次節は9日、京都府で佐川印刷SCと対戦する。キックオフは午後1時。
YSCC(11勝9分け11敗)(36)
3―0(1―0,2―0)
FC琉球(10勝6分け15敗)(42)
決定力欠き流れ手放す/琉球、巻き返し誓う
敵ディフェンスの裏にボールを送り、何度かチャンスをつくったFC琉球だったが、シュートはいずれもゴールマウスの外。5失点で大敗した前節の挽回はならず、逆に下位チームに流れを渡してしまった。
チャンスに積極的に絡んだMF中山悟志は「何とか点を取りたかったが、悪循環の流れになった」とシーズン終盤で黒星を喫したことを悔しがった。
キャプテンの我那覇和樹は「決めるべきところで決められなかった」と決定力を欠いた試合に厳しい表情。後半は攻撃が単調になったことを挙げ「点を取られて、自分たちのつなぐサッカーができなかった」と振り返った。
DFの伊藤竜司は3失点を反省しつつ「残り少ない試合、一戦一戦を一体感を持っていかなければいけない」と巻き返しを誓った。
◆前半追い付いていれば
薩川了洋監督(FC琉球)の話 前半で同点に追い付いていれば、(自分たちの)形になったかもしれない。裏のスペースを狙うのはできていたが、最後の決定力がなかった。負けていても何とか1点をという選手が少なかった。次はメンバーを入れ替え、ハングリーな選手を使っていきたい。