「琉球国之図と完全復元伊能図フロア展」(主催・琉球新報社、共催・完全復元伊能図全国巡回フロア展中央実行委員会ほか、特別協力・尚財団、協賛・沖縄インターマップ、尚学院、学校法人尚学学園)が6日、開幕する。
開幕に向けた設営作業が4日、会場の県立武道館で行われた。
全国の測量を17年の歳月をかけて行い、当時の測量技術の水準では極めて精度の高い日本地図を作成した伊能忠敬の地図を公開するほか、1796年に完成した琉球国之図を一般初公開する。
同中央実行委員会の関係者とボランティア約20人が、伊能大図214枚、同中図8枚、同小図3枚を配置し、琉球国之図原寸大複製と拡大版を準備した。
同展は11日まで。期間中に、県立博物館・美術館の安里進館長が「琉球国之図」、星埜(ほしの)由尚同実行委員会会長(元国土地理院長)が「伊能忠敬」についての講演会も行う。問い合わせは琉球新報社事業局(電話)098(865)5253。