地震、津波想定し避難経路を確認 那覇市若狭で防災講座


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 防災講座「地震・津波わったーわらばーちゃーすが! 津波が来た時、逃げる方法を考えよう」(若狭公民館主催)が11日、那覇市の同公民館で開かれた。

参加者は、東日本大震災規模の津波が那覇市を襲った場合の対処について地図に危険な場所や避難場所を書き込みながら話し合った。
 地域防災研究家の伊良部秀輔さんは「実際に今、津波が来たらどうするか」と話し、公民館の4階、屋上に避難することから講座を開始。低地にある家には戻らないなど「家族でルールを一つ決めてほしい」と呼び掛けた。
 参加者は那覇市の大きな白地図に、水路や傾斜地、避難できる場所などを色分けして書き込んだ。書き込みながら、災害時に自分や家族がどのような経路で避難するかを確認した。