名護中、凱旋パレード 優勝旗26本


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26本の優勝旗を掲げ、市街地をパレードする名護中の生徒ら=8日、名護中央通り

 【名護】県中学駅伝のアベックVをはじめ、名護中学校(比嘉康博校長)の生徒が県・地区大会などで得た優勝旗26本を掲げる部活動優勝報告パレードが8日、北部合同庁舎から名護十字路までの市街地で行われた。

生徒ら75人が誇りに満ちた表情で優勝旗を掲げ、沿道では保護者や住民が生徒の活躍を祝福した。
 新チームでの部活動が始まった2012年11月からの1年間で、駅伝を筆頭に陸上、バスケットボール、卓球、バレーボール、ソフトテニス、剣道、サッカー、吹奏楽が地区大会で優勝。女子野球(クラブチームに個人で参加)の九州大会優勝もあった。
 九州コンクールで金賞を獲得した吹奏楽部の演奏に乗って、各部の代表が優勝旗を掲げて行進した。沿道は写真を撮る保護者や店舗から出て来て拍手を送る人でいっぱいになった。
 パレード後に学校で行われた報告会では井上翼生徒会長(3年)と部活動代表で剣道部元主将の永井孝太君(同)があいさつ。永井君は「部員数5人と少ないながらも、熱心な顧問と憧れの先輩の教えがあり、地区大会で優勝できた。親や周囲の支えに感謝したい」と話した。比嘉校長は「並んだ優勝旗を見ると壮観、圧巻、快感の三冠王。知徳体の充実ぶりを後輩に受け継いでほしい」とエールを送った。