【中国時報】戦車兵 志願4%のみ 兵役再開求める声も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 林郁方(りんいくほう)議員は11日、立法院(国会)で、11月末までに入隊した戦車兵の志願兵が41人と、募集人員1077人のわずか4%にとどまっていることを指摘。国防上の重大な問題であるとして、国防部長(大臣)に対し志願兵制度の見直しを求めた。

 林議員によると、41人で操行可能な戦車はわずか10台。歩兵志願者も501人と、定員のわずか16%にとどまっている。これほど大きな欠員は今後の防衛体制を揺るがす深刻な事態であり、早急に事態の解決を図るべきだと述べた。
 一部には「2016年から兵役を再開し、1996年以降に出生した男子に1年間の兵役を課すのではないか」という憶測も流れているが、国防部のスポークスマンは軍備縮小は既定の路線であり、志願兵制度維持に変更はないと明言している。