名護市長選、島袋氏が出馬断念 末松氏に一本化


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 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設推進を掲げ、来年1月19日の名護市長選に出馬すると表明していた島袋吉和前市長(67)が25日、同じく移設容認の立場で出馬を表明している末松文信前県議(65)と会談し、出馬断念を表明した。

市長選は稲嶺進市長と末松氏との一騎打ちの公算が大きくなった。
 島袋氏は自民党の額賀福志郎元財務相や中谷元・元防衛庁長官、島尻安伊子参院議員らの立ち会いで会談。その後後援会幹部と協議、出馬断念を決めた。
 島袋氏は「辺野古移設を積極的に推進していくという合意ができた」と説明。市長選で末松氏を支援する意思を示した。