石山玄皇が不戦勝 相手が戦意喪失 新春大闘牛大会


社会
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シーの二番。荒波(左)の強烈な腹取り攻撃で後退する戦闘大主=うるま市石川多目的ドーム

 新春大闘牛大会(主催・宜野湾闘牛組合、共催・琉球新報社)が2日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。超大型牛の対決として話題を呼んだシーの一番は、石山玄皇のすごみのある闘争心にそれいけ台風が、戦意喪失。不戦勝で石山玄皇の優勝となった。

 シーの二番は、当初の予想では4連勝中の戦闘大主が断然有利。対戦相手のベテラン牛荒波が戦闘大主に対して、どの程度善戦できるかにポイントが絞られていた。しかし、いざ対戦するやいなや、荒波が得意の掛け技で戦闘大主を土手に押し込み、強烈な腹取り攻撃をさく裂させ殊勲の大金星を挙げた。
 このほか、デビュー戦ながら対戦牛を圧倒的強さでねじ伏せ初勝利を挙げた喜友名竜力、大進彩風の活躍が光った。
【優勝】石山玄皇
【殊勲賞】荒波
【敢闘賞】仁風
【技能賞】金太郎
左が勝ち牛。
石山玄皇(不戦勝)それいけ台風
荒波(05分・31秒)戦闘大主
八重山カンムリワシ(00・23)宮城花形
荒岩台風竜輝(00・05)渡具知カキヤー
喜友名竜力(08・12)みつる笑軍
独眼龍政宗(06・49)松田竜神
金太郎(07・28)長堂畜産次男坊
仁風(28・32)川風親分号
大進彩風(03・53)泰山號
大城木工(00・31)刃芽丸
英文へ→New Year bullfighting tournament held in Uruma City