辺野古埋め立て承認 仲井真知事「議会で説明」


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 仲井真弘多知事は5日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことに関し、「経緯などをしっかり説明しなければいけない」と述べ、9日にも招集される県議会臨時会で承認理由などについて説明する意向を示した。

5日に知事公舎で知事と会談した宮崎政久衆院議員らが明らかにした。知事は「任期をしっかり全うするのは当然だ」などと述べ、2期目の任期が切れる12月まで職務を務める意向も示したが、次期知事選への出馬は話題に上らなかったという。
 知事と会談したのは埋め立て承認を支持する宮崎、島尻安伊子参院議員(以上自民)、佐喜真淳宜野湾市長、宜保晴毅豊見城市長、松本哲治浦添市長、中山義隆石垣市長。
 宮崎氏は会談について「私たち40代の若手政治家は普天間の危険性除去の原点に立ち返った知事の苦渋の決断を支持している。知事が孤立しないよう支え、一緒に活動していく思いを伝えた」とした。