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森島富美加バレエ&ジャズダンス教室出身で、オーストラリア国立バレエ団でシニアアーティストとして活動する久保田美和子が、昨年12月28日に出演した同教室30周年記念公演を「沖縄の皆さんにグラン・パ・ド・ドゥを久しぶりに見てもらうことができ、うれしい」と振り返った。
記念公演の「眠れる森の美女」第3幕「オーロラの結婚」に、同バレエ団プリンシパルのケビン・ジャクソンと出演。直前の25日に沖縄に戻り、2回の練習で本番に臨んだ。「豪州でもなかなか練習の時間は取れなかったが、18年前に向こうに行く前に一緒に踊ったメンバーとも共演でき、よかった」と語る。
同バレエ団で昨年は「ラ・シルフィード」を主演した。「忙しく、あっという間の1年だった」。今年も「くるみ割り人形」など演目は決まっているが、配役はこれから。「クララを踊ってみたい」と笑顔で話す。同バレエ団の来日公演は2007年、10年以来ないが「いずれまた日本で踊りたい」と展望した。