好天に恵まれた、正月三が日。沖縄市夢咲公園前の海岸で大型は少ないけど、中型のカーエーが安定して釣れているとの情報が入り、2日に取材に出掛けた。夕方現場に着くと、カーエー狙いの釣り人が数人竿を出していた。その中から、ここのポイントをホームグラウンドにカーエー釣りを楽しんでいる恵俊明さんと釣り仲間の玉城正一さんの2人に取材をお願いした。
最初のヒットは午後6時50分に恵さんで、慣れた竿さばきで38センチ前後のカーエーを釣った。その後は11時近くまで外道がポツポツ釣れるが、ターゲットのカーエーはなかなかヒットしない。11時前になって35センチクラスを恵さんが釣り上げ、午前1時に同サイズを釣り上げた。
アタリが小さいことで知られるカーエーだが、ここのポイントのカーエーは特にアタリが小さく、微妙なアタリでもアワセるのがこつと恵さんが教えてくれた。しかし、この日はカーエーの活性が低く、ウネリの中から微妙なアタリを取るのは厳しい状況で、カーエーの名手である玉城さんでさえ、アタリが分かり難いと嘆いた。しかし、午前1時12分に玉城さんも小さなアタリにアワセを入れ、無事36センチ前後のカーエーを釣り上げ初釣りを終えた。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)