初釣りでカーエー


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 好天に恵まれた、正月三が日。沖縄市夢咲公園前の海岸で大型は少ないけど、中型のカーエーが安定して釣れているとの情報が入り、2日に取材に出掛けた。夕方現場に着くと、カーエー狙いの釣り人が数人竿を出していた。その中から、ここのポイントをホームグラウンドにカーエー釣りを楽しんでいる恵俊明さんと釣り仲間の玉城正一さんの2人に取材をお願いした。

 最初のヒットは午後6時50分に恵さんで、慣れた竿さばきで38センチ前後のカーエーを釣った。その後は11時近くまで外道がポツポツ釣れるが、ターゲットのカーエーはなかなかヒットしない。11時前になって35センチクラスを恵さんが釣り上げ、午前1時に同サイズを釣り上げた。

 アタリが小さいことで知られるカーエーだが、ここのポイントのカーエーは特にアタリが小さく、微妙なアタリでもアワセるのがこつと恵さんが教えてくれた。しかし、この日はカーエーの活性が低く、ウネリの中から微妙なアタリを取るのは厳しい状況で、カーエーの名手である玉城さんでさえ、アタリが分かり難いと嘆いた。しかし、午前1時12分に玉城さんも小さなアタリにアワセを入れ、無事36センチ前後のカーエーを釣り上げ初釣りを終えた。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

1月2日、夢咲公園前で30~40センチ弱のカーエーを釣った恵俊明さん(OFD)
1月2日、ハンビー海岸で39.0センチ・1.15キロを筆頭に9尾のカーエーを釣った安里秀樹さん
12月31日、八重山諸島かやま島で1.73キロを筆頭にアオリイカ・クブシミ合わせて総重量15.4キロを釣った譜久嶺光史さん
12月31日、慶良間で100センチ・11キロのロウニンアジを釣った久積孝弘さん(南遊海)
12月22日、那覇港で44.2センチ・1.65キロのチヌを釣った佐々木正美さん
1月1日、安座真漁港で1.23キロのクブシミを釣った三留雄一さん
1月3日、那覇一文字で42.5センチ・1.25キロと41.8センチ・1.49キロのガラサーミーバイを釣った多和田哲也さん
1月3日、部間海岸で49.6センチ・2.5キロのミナミクロダイを釣った上原敏巳さん
1月2日、金武湾で33センチのマクブ他を釣った高江洲徳人さんと徳生さんと徳志さん(まるぼーじゅーJr)