県立芸大の徳田、棚原さん カンボジアフェス出演へ


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 カンボジアの首都プノンペンで20~24日に開催される「日本カンボジア絆フェスティバル」(在カンボジア日本国大使館主催)に県立芸大2年の徳田泰樹さんと、同大1年の棚原健太さんが出演する。奄美民謡唄者の川畑さおりさんと伊成実さん、カンボジアの大学生と共演し、音楽を通して絆を深める。

 公演は日本・ASEAN(東南アジア諸国連合)友好協力40周年記念事業の一環。徳田さんは「世界に出たいと思っていたので、いい機会になる。奄美やカンボジアの人々とのコラボレーションが楽しみ」と話している。
 沖縄の芸能と長年関わり、今回の公演を制作する中坪功雄さん(神奈川県)は「沖縄、奄美は東南アジア諸国の文化と芸術の影響を受けている。若い人たちに交流を深めてほしい」としている。
 公演ではそれぞれ琉球古典音楽や沖縄、奄美の民謡、カンボジアの音楽を披露し、全員での演奏も試みる。