FC琉球が快勝 J3、各地で開幕戦


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後半でダメ押しの3点目を決めるFC琉球のFW青木翔大=9日、県総合運動公園陸上競技場(普久原裕南撮影)

 Jリーグが新設したJ3の開幕戦が9日、各地で行われた。県内では、FC琉球が沖縄市の県総合運動公園陸上競技場でJ1、J2から22歳以下の選手を集めたU―22選抜チームと対戦し、3―0で快勝した。

 今季初陣で勝ち点3を奪い、得失点差も3とした琉球は、FC町田ゼルビア(東京)と並んで2位タイでのスタートとなった。
 序盤から巧みなパスワークで主導権を握った琉球だったが、ゴールを割れずスコアレスで折り返す。風上に回った後半から攻撃力を増し、10分にMF小幡純平がショートカウンターから左足で得点すると、30分にも追加点を挙げた。さらに3分後にはFW青木翔大が3点目を奪うなど圧倒した。
 琉球で2季目の指揮を執る薩川了洋監督は「勝ち点3を取ってスタートできて良かった。これからも強い琉球をつくっていきたい」とコメント。記念すべき琉球のJリーグ初ゴールを決めた小幡は「観客が盛り上がってくれて力になった」と話した。琉球は16日、同会場でブラウブリッツ秋田を迎え第2節を行う。午後1時キックオフ。