【名護】名護市の観光を盛り上げようと、市と市観光協会は10日、市役所1階ロビーで名護の「ゆるキャラ」を選ぶ“総選挙”を開始した。14日まで。
ロビーには投票箱と一緒に1次審査を通過したゆるキャラ候補100点のデザイン画が掲示され、訪れた市民はじっくりと目を通し、1票を投じていた。
ゆるキャラは市のイメージアップを目的に、昨年11月からことし2月までの約4カ月間公募し、市民らから557点が集まった。今月2日にゆるキャラ募集事務局の市観光協会が1次審査を行い、候補は100点に絞られた。
総選挙に進んだゆるキャラ候補は、シークヮーサーやパイナップル、アグーなどの特産品、イルカやジュゴンといった動物を擬人化した作品がある。名護のシンボル「ひんぷんガジュマル」、名護親方(程順則)にちなんだ作品もある。
ゆっくりと作品を選んで投票した大学生の松田海太さん(23)は「実際に着ぐるみにした時にかわいいと思うもの、名護っぽいものに投票した」と語った。