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【嘉手納】嘉手納町、沖縄市、北谷町でつくる嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)の當山宏会長(嘉手納町長)は12日午後、沖縄防衛局で武田博史局長と会い、4日に米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機から操縦席を覆うカバー(風防)が落下した事故について抗議した。
當山町長は「本当に安全が管理されているのか大きな疑問がある。事故が起きてからでは遅い」と述べ、事故原因の公表と再発防止を米側に求めるよう要請した。
武田局長は「事故は誠に遺憾だ。米側に再発防止を働き掛けたい」と回答。その上で自衛隊のF15機では風防落下事故は起きたことがないと説明した。
野国昌春北谷町長は原因を公表しないまま事故の6日後に飛行を再開し、2日連続で緊急着陸があったことに触れ「原因を公表した上で再開するのが筋だ。不備があるのではないかと疑問が湧く」と訴えた。【琉球新報電子版】