本部高が大臣賞 緑化コンクール、カルスト生かし整備


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文部科学大臣賞を受賞した本部高校の「岩石園」と整備した生徒、教員ら=12日、本部高校

 【本部】2013年度全日本学校関係緑化コンクールの高校生の部で、県立本部高校(比嘉良徳校長)が文部科学大臣賞を受賞した。県内からの同賞受賞は、昨年の宜野座高校に引き続き2年連続となる。

 同校は自然のカルスト地形を生かした「岩石園」が特徴だ。生徒や用務員、地域住民らが草刈りやツツジを植えるなどして、2年かけて整備したことなどが評価された。
 比嘉校長は「カルストの岩は本校にしかない。庭をきっかけに、地域の人や保護者が学校に気軽に足を運んでほしい」と話した。
 部活動で苗植え作業を手伝った同高2年の松田遥さん(17)は「苗植えの作業は楽しかった。岩石園を大切にしていきたい」と語った。