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【嘉手納】19日に町立嘉手納小学校(新垣聡子校長)を卒業する6年1組の39人が、アフガニスタンの子どもたちへランドセル10個と文具を送る。6年間大切に使ってきたランドセルを手に、児童たちは「みんなが学校に行けるようになってほしい」と笑顔で話した。
発案者は平良ゆめりさん(12)と安里菜生さん(12)。ランドセルを受け取ったアフガニスタンの子どもたちを描いた絵本を読み、1月下旬に級友に呼び掛けた。アフガニスタンは長く続いた紛争などの影響で教育の機会を与えられていない子どもたちが多くいる。
ゆめりさんは「机代わりに使う子もいるのに驚いた。大切に使ってほしい」と話していた。学習ノートを詰めた仲宗根悠介君(12)は「戦争を無くして平和な国になってほしい」と願いを込めた。
担任の佐久本理江教諭は「自分たちで提案し、動ける力を持ってくれたのがうれしい」と子どもたちの成長に目を細めた。
ランドセルと文具は、アフガニスタンの復興を支援する民間団体を通じて現地へ届けられる予定だ。
英文へ→Kadena Elementary School pupils to send satchels to Afghanistan