琉球新報社 【北谷】北谷町美浜の外貨両替店で米国紙幣を含む約１８０万円が強奪された事件で、被害に遭った店舗の防犯カメラが正常に作動せず、犯行時の映像が鮮明に記録されていないことが１８日までに分かった。
町内には外国人利用客を対象にした店舗が多数あるため、複数の外貨両替店が点在している。両替店は銀行に比べて交換レートが良く、待ち時間もほとんどないため、気軽に利用されている。一方、店内に勤務する従業員が１人や２人と少人数の場合も多く、防犯対策が課題になっている。
被害に遭った店舗を含む系列店の統括店長（３９）によると、これまではスタンガンなどの防犯器具や監視カメラ、カラーボールなど対策を講じていたという。「カメラの増設など、具体的な案も幾つか挙がっている。安全な営業に向けて、防犯強化に早急に対応する必要がある」と話していた。
