琉球新報社 
県内公立小学校２６９校の約６割に当たる１６０校で２０日、卒業式が開かれた。卒業生が希望と思い出を胸に、中学生活への一歩を踏み出した。
４月から統合し那覇小学校となる久茂地小学校と前島小学校では、現在の学校名では最後になる卒業式が開かれた。久茂地小学校の卒業生は、６年間過ごした学校との別れを惜しみながら、保護者や先生らへ感謝の言葉を送った。同校の宮國和之校長は「中学生になっても夢に向かって勉強や部活動などに励んでほしい」と卒業生にエールを送った。
同校最後の児童となる卒業生の上原三奈さん（１２）は「自分で最後になるのはさみしいけれど、これから那覇小学校に通う後輩には頑張ってほしい。久茂地小の思い出を覚えていたい」と笑顔で話した。
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