名護パイン園 新社長に上原氏　ＨＤ制、安里氏はＣＥＯ

　名護パイン園は４月１日から、持ち株会社制（ホールディングス＝ＨＤ）を導入する。社名は名護パイン園グループで、安里清社長（６４）は会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）に就任、後任には上原武専務（５９）が昇格する。両氏が代表権を持つ。

　ＨＤ制導入の理由について、安里社長は「若い世代に社を担ってもらうための体制づくりだ。昨年は古宇利オーシャンタワーを開業させるなど多様な事業を展開してきたが、いま一度パインの原点に立ち返ったテーマパークを目指したい」と述べた。
　グループ会社の名護パイン園の専務に比嘉松栄常務（６１）、取締役執行役員に国吉秀則財務部長（５５）が就任する。宮里和雄営業部長（４３）が執行役員本社営業部長に、仰耕平通販部長（３５）が執行役員統括部長兼通販部長に昇格する。
　グループのソル・エンタープライズでは、上原千正統括部長（４５）が執行役員に昇格する。