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コーラルバイオテック(今帰仁村、小田利春社長)は、風化したサンゴから採れるサンゴカルシウムを添加した黒糖菓子「ありがとうちょっちゅね」を健康食品として5月中旬から販売する。
年間売り上げは1億円を目指す。健康食品の拡販を呼び掛ける「日本を健康にする!」研究会(東京)が設定する「機能性おやつ」に県内で初めて認証された。
機能性おやつは、健康増進効果が期待できる栄養素を一定量含んだおやつが認証される。「ありがとう―」は既存商品の黒糖菓子「ちょっちゅね」の容量を75グラムから35グラムの半分にし、カルシウム成分を33%増の840ミリグラムにした。1袋で厚生労働省が設定する1日のカルシウム摂取量700ミリグラムを上回るという。
19日、県庁で会見した小田社長は「不足しがちな栄養素を補うことができる健康志向のおやつとして位置付けたい」とPRした。価格は検討中で、200~500円で販売する予定。
新商品開発は、一括交付金を活用したバイオ産業活性化支援事業の一環で、300万円の助成を受けた。