【沖縄】第86回選抜高校野球大会第4日の第2試合に出場した県立美里工業の沖縄市の母校体育館には24日午前、初戦を応援しようと、在校生や地元住民、学校関係者らが続々と集まり、声援を送った。
応援しする人々は青のメガホンを手に試合を伝えるテレビ画面を食い入るように見つめた。美里工業の投手の一球一球に「よし」と声を上げ、攻撃で長打が出ると太鼓やメガホンを打ち、指笛を鳴らした。1回の攻撃終了後は甲子園スタンドに合わせて校歌を歌った。
同校PTA副会長の宇良幸枝さん(57)は「自分が試合に臨んでいるようでどきどきしている。普段の野球で初戦を突破してほしい」と話した。
野末琉斗君=宜野湾中1年=は少年野球時代からの先輩が甲子園でプレーする姿に「かっこいい。勝ってほしい」とエールを送った。【琉球新報電子版】