【宜野湾】米軍普天間飛行場に26日、米国内の基地に所属する外来機の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が飛来した。所属機以外のオスプレイの飛来が確認されたのは初めて。同飛行場が所属機以外のオスプレイに日常的に利用される可能性が出てきた。
宜野湾市には事前連絡などはなかったという。
飛来したのは米カリフォルニア州ミラマー基地所属の第166海兵中型ティルトローター飛行隊(VMM166)の隊長機。目撃者によると、午後2時すぎに普天間飛行場に着陸し、給油後、約1時間後の同3時3分ごろ飛び立った。
同飛行隊のオスプレイは現在、米海軍の強襲揚陸艦ボクサーと共に行動しており、東南アジアなどでの訓練後、洋上を移動中に普天間飛行場に立ち寄ったとみられる。