こどもエコ大賞受賞 上原小と船浦中「西表ヤマネコクラブ」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
受賞を報告する井本優良君(右から2人目)と東好希君(同3人目)=26日、竹富町役場

 【西表島=竹富】竹富町立上原小学校の児童と船浦中学校の生徒が参加するエコクラブ「西表ヤマネコクラブ」が、23日に東京で開催された「こどもエコクラブ全国フェスティバル2014」(こどもエコクラブ全国事務局主催)でこどもエコクラブ大賞を受賞した。

メンバーらが26日、竹富町役場に慶田盛安三教育長を訪ね報告した。
 西表ヤマネコクラブは結成16年目。現在は小学4年から中学3年までの16人が所属し、サバイバルキャンプや海岸清掃など地域に根差した活動をしている。
 フェスティバルはエコクラブ活動を報告する「壁新聞」の選考会で選抜された各県の代表が参加した。活動内容のプレゼンテーションを審査し、参加者同士の投票で大賞を選んだ。
 プレゼンテーションには井本優良君(船浦中2年)と東好希君(同)の2人が参加。米と調味料以外の食料は自給するサバイバルキャンプの内容や、八重山地域でしか生息していないイリオモテボタルの生態を発表し、好評を得た。
 東君は「500人くらいの前で発表したが、力を発揮できた」と報告。井本君は「まさか受賞できると思っていなかった」と喜びを語った。