「地域発展へ行動」 県内入社式、新入社員ら決意


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沖縄ツーリストの入社式に臨む新入社員ら=1日、豊見城市豊崎の同社

 県内主要企業は1日、入社式を開いた。ちょうど重なった消費税増税のタイミングを節目と位置付け、あらためて顧客目線に立つ重要性を指摘する企業代表者の訓示もあった。辞令を受け取った新入社員らは、新たな出発への喜びを表しながら「地域発展のために行動していきたい」などと決意を新たにしていた。

 1日に組織改編した沖縄ツーリストの入社式には、新採用28人のうち県内採用の19人が出席した。東良和会長は訓示で、旅行の安全や仲間の健康を最優先することが大切と強調し、国や地域、宗教などをおとしめるような言動も慎むようにと求めた。
 新入社員を代表して稲田可南子さん(23)は「平和をもたらす観光産業の一員として、仕事ができるのはとても光栄だと思う。今後、県民の幸福度が高まるスマイルアイランド沖縄の構築に貢献し、新入社員一同で100年企業を目指したい」と決意を語った。