国営沖縄記念公園(海洋博覧会地区・首里城地区)の2013年度の入園者数が、前年度比8・9%増の642万7894人となり、過去最高を更新した。内訳は海洋博地区が9・8%増の407万8597人、首里城地区が7・3%増の234万9297人。海洋博地区は初めて400万人を突破した。
沖縄総合事務局が8日までに発表した。県内の入域観光客数の増加に加えて、天候による影響が比較的少なかったことも増加要因に挙げた。
海洋博地区のうち、沖縄美ら海水族館は7・9%増の303万4776人。13年度は「海洋文化館展示ホール」を改装し開館した。
首里城地区のうち首里城有料区域は1・2%減の173万2876人。14年1月から「黄金御殿・寄満・近習詰所、奥書院」を公開した。
海洋博地区は、現水族館が開設された02年度の地区全体の入園者数は221万人だった。首里城地区は、正殿が復元された1992年度の入園者数が111万人。2003年度は「書院・鎖之間」の復元もあり267万人が来園した。