伊江で過去最大夜間騒音 97・3デシベル


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 【伊江】沖縄防衛局が2013年8月~14年2月に米軍伊江島補助飛行場周辺で実施した騒音測定の結果によると、同村西崎区で2月に夜間(午後7~10時)で97・3デシベルを観測していた。

12年10月に観測を始めて以来、夜間では最大となる。
 2月は昼間(午前7時~午後7時)も97・4デシベルと高い数値を観測した。また、90デシベル以上の騒音を昼間で31回、夜間で6回観測した。
 村によると、2月はハリアーの目撃情報が寄せられているという。西崎に住む50代男性は「夜間は輸送機の飛行が多く、飛ぶ時間が遅くなっていると感じる。村内でも夜間にどれだけ飛んでいるか分からない人も多い」と訴えた。