宮古の芸能華やかに 360人出演、郷友会がまつり


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「与那覇のヨンシー」を軽やかに踊る在沖下地郷友会の会員ら=12日、那覇市民会館大ホール

 第27回芸能まつり(沖縄宮古郷友連合会主催、琉球新報社共催)が12日、那覇市民会館大ホールで開かれた。連合会を構成する各地域の郷友会会員ら約360人が出演。沖縄本島在住の宮古島出身者ら約1200人がふるさとの芸能を満喫していた。

 まつりは、「とうがにあやぐ」と「大世栄(ウプユーパイ)」で幕開け。総勢約70人が荘厳な演奏と舞を披露した。宮古島市下地の与那覇集落から駆け付けた男性と在沖下地郷友会の会員の計24人が「与那覇のヨンシー」を軽やかに踊ると、観客の顔がほころんだ。
 古波蔵和夫会長は「年々発展していく宮古島市と多良間村を誇りに思い、連合会も生まれ島に負けないよう頑張っていこう」とあいさつした。30回の節目を迎える全日本トライアスロン宮古島大会の成功を祈念して、古波蔵会長と下地敏彦宮古島市長、富田詢一琉球新報社長が壇上から「エイエイオー」と気勢を上げた。