観光案内所が便利に 沖映通りから「てんぶす」へ移転


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
観光客でにぎわう那覇市観光案内所=11日、てんぶす那覇

 沖映通りからてんぶす那覇1階に移転した「那覇市観光案内所」の開所式典が11日、てんぶす那覇前広場であった。案内カウンターに英語、中国語、韓国語を話せる職員を配置し、那覇市だけでなく広域を案内するなど、機能を拡充させている。

 英語通訳の常駐や広域案内の提供により、政府観光局が定める外国人観光案内所認定制度で、3段階の中のカテゴリー2に認定された。県内市町村では初めて。
 以前の案内所は観光客が資料を広げられないほど狭く、十分な面積の確保が求められていた。
 5倍以上の広さになった新しい案内所では、市内の観光情報を中心としたパンフレットや、観光関連施設のチケット販売、ベビーカー貸し出し、手荷物預かりなどを行っている。
 売店ではお土産や読売巨人軍グッズなどを販売している。休憩コーナーにはおむつ替えもできる授乳室を設けている。営業時間は午前9時~午後8時まで。
 式典では市観光協会の佐久本武会長が「観光客にさらなるサービスが提供できるようになった。市民には待ち合わせ場所としても活用してほしい」とPRした。