航空5社、搭乗1508万人 13年度、新石垣が押し上げ


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 沖縄関係路線を発着する航空5社は16日までに、2013年度(13年4月~14年3月)の搭乗実績を発表した。5社合計の搭乗者数は前年度比3・6%増の1508万5675人。

新石垣空港の開港により、本土から石垣への直行便が開設したほか、12年度と比べて台風の影響が少なく、全体を押し上げた。日本トランスオーシャン航空(JTA)は過去最高を更新、琉球エアーコミューター(RAC)は年間で初めて40万人を超え過去最高を記録した。
 全日本空輸(ANA)は4・3%増の709万9814人。日本航空(JAL)は、子会社のJTAへ那覇―関西線を移管したため、4・2%減の301万1904人となった。JTAは0・3%増の285万8882人と過去最高。RACは8・9%増の40万2914人。JTAから石垣―与那国線の移管もあり40万人を超えた。スカイマークは成田―石垣、神戸―石垣、那覇―石垣を新規開設した結果、23・4%増の171万2161人となった。
 スカイネットアジア航空(ソラシドエア)を含めた航空6社の3月搭乗実績は5・4%増の150万4747人。ソラシドエアは43・3%増の4万1340人となった。前年にはなかった那覇―神戸線が押し上げた。