東京琉球舞踊協会「翔舞6」 豪華けんらん舞台


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東京琉球舞踊協会の各会派の師匠たちが出演した幕開けの「長者の大主」=5日、東京の国立劇場

 【東京】東京琉球舞踊協会(川口喜代子会長)の第6回公演「翔舞6」が5日、東京の国立劇場で開かれ、加盟15団体の踊り手が華麗な舞台を繰り広げた。

 同公演はほぼ2年に1度、東京で琉舞を伝える研究所などが、流会派を超えて集い開催している。今回は昼の部は門下生、夜の部は師匠たちが出演した。
 夜の部は「長者の大主」で幕開け。老人を川口会長(喜扇本流川口喜代子琉球古典舞踊研究所宗家)、老女を吉浜久枝八重山民俗舞踊七峰会会主が務め、計14人が言祝(ことほ)ぎの舞を豪華けんらんに披露した。首里城の絵を背景に若衆踊、みやびやかな娘たちの踊りが次々に繰り出され、観客から大きな拍手を浴びていた。