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第67回日本推理作家協会賞は22日、「長編および連作短編集部門」が那覇市在住の作家・恒川光太郎さん(40)の「金色機械」(文芸春秋)に決まったと発表した。
「短編部門」の受賞作はなかった。賞金は50万円。贈呈式は5月21日、東京・新橋の第一ホテル東京で開かれる。
恒川さんは「風邪で気分が落ち込んでいたが、受賞の連絡を受けて元気になった。今夏に新作を出す予定もあり、受賞を励みにさらに頑張りたい」と話した。
恒川さんは1973年東京都生まれ。2000年ごろ沖縄に移住。05年にデビュー作「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞し、直木賞候補になった。著書に「金色の獣、彼方に向かう」などがある。