外国人の目で沖縄紹介　英語版観光本を発刊

　シンガポールのチャールズ・イー・タトル出版は２４日、英語版の沖縄観光ガイドブック「Ｏｋｉｎａｗａ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｒｙｕｋｙｕ　Ｉｓｌａｎｄｓ（沖縄と琉球諸島）」を発刊した。

日本や沖縄を訪れる外国人観光客が主な対象。日本国内に加え、今後は米国、カナダ、英国、アラブ首長国連邦など世界１６カ国・地域でも販売する予定。
　県内に約１５年間在住する米国人大学教師、ロバート・ウォーカー氏が執筆した。メリーランド州立大学嘉手納校で教える傍ら、沖縄本島、八重山諸島などのほか、与論島などを含む薩南諸島など計１５０の島を訪れた。
　ガイドブックは変型Ａ５判でオールカラー２８７ページ。外国人の視点から、交通アクセス、ホテルやレストラン、歴史や文化、家族連れ向きの観光スポット、自然散策スポットなど各島々を紹介する。沖縄の亀甲墓やゴーヤーチャンプルーの作り方なども取り上げている。
　巻末付録として折り畳み式の英語地図がある。県内ではジュンク堂書店那覇店、リウボウブックセンター、宮脇書店国際通り店などで販売する。価格は２５００円（税別）。