GW、アジア観光に人気 県内ホテルも予約好調


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観光客らでにぎわう那覇市の市場本通り=23日、那覇市牧志

 ゴールデンウイーク(GW、4月26~5月6日)の期間中、県内旅行会社やホテルの予約状況が堅調に推移している。県内から海外への旅行商品は、直行便が就航している台北、香港、韓国が人気を集める。

消費税増税の大きな影響は見られないという。一方、今年は日並びが悪いため、ツアーやホテルの予約はGW後半の5月3~6日に集中する傾向がある。
 JTB沖縄(那覇市)によると、国内客の県内宿泊予約は前年同期比約20%増となり、特に恩納村、名護、本部などのリゾートホテルが好調という。増加の要因について「円安が定着しており、国内客が海外から国内旅行にシフトしている」という。
 沖縄ツーリスト(那覇市)の取り扱いは、県内から本土への団体旅行が東京や関西方面を中心に微増している。海外旅行は前年並みとなり、アジア観光の需要が高いという。
 エイチ・アイ・エス(HIS、那覇市)の取り扱いは、県内からの海外旅行がGW後半に集中しており、近隣の台北などが人気。
 一方、ホテルの予約状況も好調だ。かりゆし(那覇市)によると、恩納村の沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパは43%増と大幅に伸び、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハのGW後半の予約も20%増となる。
英文へ→Golden week hotel bookings remain strong in Okinawa