「イヴリー・ギトリス沖縄コンサート」(イヴリー・ギトリス沖縄コンサート実行委員会、浦添市てだこホール、琉球新報社)が5月11日午後5時、浦添市てだこホールで開催される。“20世紀最後の巨匠”と呼ばれるバイオリニスト、ギトリスによる待望の沖縄本島公演。国内の一流演奏家を中心に特別編成された楽団とともに、演奏を繰り広げる。ギトリスは県民へメッセージを送った。
子どもたちは世界の希望です。音楽は子どもたちにとって希望であり、人生そのものです。
子どもたちが音楽に出合う時、音楽はさらなる希望となるのです。
そして、世の中で私たちが持てる唯一の希望は、子どもたちが大人に期待する絶対的基準に私たち大人が立つことなのです。しかし私たちは必ずしもその基準を満たしていません。
子どもたちと、音楽に愛を込めて。
ギトリスは、5月10日午後6時から宮古島市のマティダ市民劇場で開催される「第1回みやこじま青少年国際音楽祭」にも出演する。宮古島の児童生徒との共演も予定されている。
入場料は3千円。未就学児は入場不可。
問い合わせは、同コンサート実行委員会・天野(電話)090(8685)7821。