「もとぶ香ネギ」が初競りに 本部町、ブランド化へPR


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「もとぶ香ネギ」の初競りでPR活動をする関係者ら=2日午前、那覇市の県中央卸売市場

 本部町で栽培された土耕の「もとぶ香(かおり)ネギ」が2日早朝、県中央卸売市場で初競りにかけられた。県内で主に流通している水耕の県産ミドリネギよりも30円高い100円(100グラム当たり)で取引された。関係者は「県内在来のほかの島ネギよりも香りが良い」とPRした。

 ネギを競り落とした買い受け人は「少し太めで、量販店だけでなくお好み焼き店などにも卸せる」「ラッキョウに似たシャキシャキ感がある」などと感想を述べた。
 初出荷式には本部町の平良武康副町長が出席し、「町民だけでなく、県内の多くの方にもとぶ香ネギのおいしさを知ってもらいたい」とブランド化に向けた意欲を語った。
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