名桜大発展に期待 市民ら500人余 新旧学長、理事長を激励


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会場から感謝と期待の拍手を受ける(右から)山里勝己、瀬名波榮喜、比嘉良雄、比嘉佑典の4氏=4月28日、名護市のホテルゆがふいんおきなわ

 【名護】名桜大学の新旧の理事長と学長の離就任激励会が4月28日、名護市のホテルゆがふいんおきなわで開催され、離任2氏の労をねぎらうとともに、新任2氏の活躍に期待し大学のさらなる発展を祈念した。

 会場には大学や教育関係者はじめ、県内政財界、地元の各界代表者ら500人余が駆け付けた。かぎやで風で幕を開けた後、主催者を代表し北部広域市町村圏事務組合の稲嶺進理事長(名護市長)があいさつ。「現在は押しも押されぬ大学として全国に認知されてきた。創立20年、公立大5年目の節目の年に、新たな理事長、学長を迎えた。大学が一層羽ばたいていく象徴だと思う」と述べた。
 前理事長の比嘉佑典氏や前学長の瀬名波榮喜氏は「先輩たちが手塩にかけ苦労して築いた大学で仕事をしたことは宝物だ」「教職員や県、北部12市町村などから並々ならぬ激励、指導、協力をいただいた」と感謝の言葉を述べた。
 新任の比嘉良雄理事長は「新しい時代にふさわしい大学づくりに満身の力で取り組む」とし、山里勝己学長は「大学は成人式を迎えまさに伸び盛りだ。地域と国際社会に貢献できる学生の教育の推進に努める」と述べ、それぞれ決意を新たにした。