県内の軽自動車販売、最高2万7600台


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県内の軽自動車新車販売台数

 県軽自動車協会(帆足達也会長)は7日、2013年度の県内の軽自動車販売台数を発表した。前年度比10・6%増の2万7600台となり、統計を取り始めた1972年以降、過去最高の販売台数となった。

14年3月末時点で全自動車に占める軽自動車の比率も52・5%で過去最高となった。
 同協会は「エコカー補助金の反動減があったものの、経済が緩やかな回復傾向を強める中、低燃費や安全機能を搭載した新型車の発売や消費増税前の駆け込み需要などが影響した」と分析した。
 車種別では、乗用車が8・5%増の2万3410台で2年連続プラス、貨物車も24・1%増の4190台で2年連続プラスとなった。中古車販売は12・2%増の2万2820台だった。
 県内における軽自動車の保有台数は1980年以降、毎年増加を続け、14年3月末現在で55万576台となった。
 全国の2013年度の軽自動車新車販売台数は226万1834台で3年連続のプラスとなった。全国の軽自動車の保有台数は13年12月末現在で、2906万6015台となり、全自動車に占める軽自動車の割合は40・5%だった。